ゆうちょ銀行(7182)IR説明会

2017年10月17日三菱UFJ証券湘南支店で行われたゆうちょ銀行(7182)のIR説明会メモです。

2007年10月に民営化
2015年11月に東証一部に上場
2016年に預け入れ限度額が1300万円に

【郵政民営化による株式保有の状況】
郵政民営化法により政府が日本郵政の株式を1/3超保有する義務がある
日本郵政は日本郵便の株式を100%保有する義務がある
また、日本郵政はゆうちょ銀行とかんぽ生命(7181)の株式を段階的に50%程度になるまで売却することとしている
現在は89%ずつ保有

ゆうちょ銀行(7182)の株主構成は個人が52%程度となっており
他の銀行と比べて個人の持株比率が高い
(国民に広く持ってもらうという国会の付帯決議があったため)

【ゆうちょ銀行(7182)の強み】
通常貯金顧客数約1億2000万人
貯金残高180兆円
国内最多の27,500のATM、全国の郵便局で約24000の窓口
資金運用については有価証券をベースに国際分散投資をさらに高度化
(貸し出しが規制されているため)

【資金運用】
民営化時(2007年10月)
国債(88%)、外国証券(0.1%)、地方債(3.6%)、社債(3.1%)、その他

2017年6月末
国債(32.2%)、外国証券(24.7%)、地方債・社債(8.3%)
運用益が上がらないためリスクを取って海外の有価証券を組み入れている
海外資産には95%為替ヘッジをかけている
現在の運用資産合計は207.5兆円




【今後のビジネス展開】
決済ビジネス等の拡充
投信販売拡大
満期を迎える定期貯金が増加するため引き続きの利用促進
地域活性化ファンドへの参加等地域金融機関との連携の展開(現在7ファンドへ参加)
既に認可済みのものとして「口座貸越サービス」「CDSサービス」
資金運用の高度化のため専門人材の採用・育成が必要
※相対貸付・法人融資・個人向けローンなどは
ノウハウがないともいわれるが一応準備だけはしていた。
他行圧迫などの批判もあり、また他行より出遅れているため他のところに注力するため申請を取り下げなどで一旦ストップ

今後の決済ビジネスとしては即時振り替えサービス
ファミマへの小型ATM設置
地域版VISAプリカ
コンビニ決済に関するフィンテック企業との連携など

オルタナティブ資産(プライベートファンド・不動産ファンド・ヘッジファンド)への投資を開始

【株主還元】
配当性向50%以上を目安
今期予想は50円で予想配当性向53.5%
今後の動向により追加的な株主還元策を実施する可能性もある

まだまだ規制も多く、自由に業務ができないため
逆に言えば他行と比較すると今後の事業展開が期待できるということでもありますよね。
ただ、今後日本郵政(6178)による売り出しも予想されます
(日本郵政(6178)自体が売り出しが続きますのでその不満を持っている方も多いようですが。。。)
その辺のファイナンスの問題を置いておけば
銀行業の中で言えば、他行よりも成長性が見込めるのかなというところでしょうか。



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